こんにちは。私は日本の大学3年生で、2021年の9月からドイツ・ベルリンのベルリン自由大学で一年間交換留学をしています。留学が始まって早3ヶ月、自分の経験を何かしらの形でアウトプットしておきたいと思い、この記事を書きました。

突然ですが、もし「どの国でもいいから一年間交換留学してもいいよ」と言われたらどの国に行きますか?多くの人がアメリカやイギリスなどの英語圏の国を思いつくのではないでしょうか?私も高校生の頃は同じように考えていました。

この記事が「交換留学といえば英語圏と考えている人」、「少しでもドイツ留学に興味ある人」に刺さるといいなと思っています。

なぜ交換留学に行こうと思ってドイツなのか

冒頭で留学先の国について少し話したのですが、「じゃあなんでドイツなのか」、「アメリカやイギリスじゃないのか」、かなり気になると思います。実際に周りの人に、「交換留学でドイツに行きます」と話すと、「え、なんでドイツを?ドイツ語とか大丈夫なの?」とよく聞かれました。(「実際のドイツでの生活」のところで詳しく書いています。)

私がドイツを選んだ理由は、ヨーロッパ圏の国であること、都会で生活費がそこまで高くないこと、ズバリこの二つです。もともとヨーロッパの国々を旅行してみたいと考えていて、交換留学で一年間滞在したら旅行できると思い、この時点で留学先をヨーロッパ圏の国に絞っていました。

ヨーロッパ圏にも色々あり、北欧の国からマイナーな東欧の国まで様々な選択肢があったのですが、一年間田舎で暮らすのはかなり飽きるだろうと思い、ロンドンかベルリンの2択ま で絞られました。最終的に学費も生活費も安いということで、ベルリンにあるベルリン自由大学を留学先に選びました。

実際のドイツでの生活

じゃあ実際にドイツのベルリンでの暮らしはどんな感じなのか、ドイツ語とかは大丈夫なのか、、これは人によって意見が分かれるところだと思うのですが、私はベルリンはかなり住みやすく、ドイツ語がほとんどできなくても生活することができると思います。

【生活面について】

ドイツのベルリンは言わずもがなドイツの首都であり、EU圏の中心地でもあります。そのためドイツ国内外から多くの人が集まり、国際色豊かな街です。様々な国から来た人が集まっている街ということもあり、イタリア料理、トルコ料理、日本料理など、豊富な料理を楽しむことができます。私は普段自炊をするのですが、地元のスーパーでも醤油や日本のインスタントラーメンなど入手することができます。またアジアンスーパー「Go Asia」に行くと大体の日本食を手に入れることができます。

ベルリン市内の学生は、市内の地下鉄、バス、トラムに無料で乗ることができます。これがかなり便利で、ベルリン市内から電車で1時間くらいかかるポツダム(あのポツダム宣言が出された街)へ行くのも無料です。かつ基本時間通りに来るので毎日お世話になってます。

【言語面について】

はっきり言って、ベルリンで生活をする分にはドイツ語はほとんど出来なくても生きていけます。私はドイツに来る前にゲーテ・インスティチュートA2を取得していました。ただ留学前の夏休みはほとんどドイツ語を勉強していなかったので、最初に来た時は挨拶くらいしか話せませんでした。